製品に使用する消毒液についてのご案内

厚生労働省より、新型コロナウイルス感染症対策として、「身の回りのモノを消毒すること」が推奨されています。

感染予防として弊社製品の消毒方法について、お知らせ致します。

推奨する消毒液について

新型コロナウイルス（COVID-19）の消毒に有効とされる消毒方法については厚生労働省及び経済産業省より掲載されている消毒方法を推奨しております。

それは、モノに付着したウイルス対策という点で、市販の塩素系漂白剤の主成分である「次亜塩素酸ナトリウム^※1」を使用した消毒方法にて製品を消毒する方法です。

弊社では消毒後に製品に影響がでるのかを確認する為に「塩水噴霧試験（96時間）^※2」を実施致しました。

試験結果^※3として、「顕著な変化は認められなかった」という事から、「塩素系漂白剤（次亜塩素酸ナトリウム）」での消毒方法を推奨させていただきます。

※1　次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は、名前が似ていますがまったく異なるものです。

いずれも「次亜塩素酸」を有効成分としていますが、混同しないようにしてください。

※2　塩水噴霧試験（耐食性試験）

メッキの耐食性試験の一種で、酸性腐食液を噴霧して製品に付着させ腐食進行を見る試験です。

※3　試験は、材質（下地）が鉄で、表面処理がメッキ・塗装の２種類のみの結果となります。

製品の材質は他にも何種類とありますので、すべてに当てはまるものではございません。

塩素系漂白剤（次亜塩素酸ナトリウム）を使った消毒について

• 市販の家庭用漂白剤を、次亜塩素酸ナトリウムの濃度が1％（1,000ppm）以上になるように薄めて、消毒液を作ってください。
• 消毒液を十分に含ませてしぼった布等で、消毒する対象品を拭いてください。（作業の際は家事用手袋を着用してください）
• 10分経過後、水拭きしたのち、水分が残らないように拭き取ってください。

※塩素系漂白剤の購入時期によって希釈の目安が異なります。

「花王」の塩素系漂白剤で、次亜塩素酸ナトリウム0.1%（1,000ppm）以上の消毒液を作る方法
（花王Webサイト）https://www.kao.com/jp/soudan/topics/topics_107.html

厚生労働省・経済産業省より掲載されている消毒液の作り方
（消毒液の作り方・PDF）https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000645359.pdf

北里研究所・北里大学「新型コロナウイルスに対する消毒薬の効果を検証　日常生活におけるSARS-CoV-2 感染予防に有用な製品を評価」（2020年9月1日）
（北里研究所・PDF）https://www.kitasato.ac.jp/jp/albums/abm.php?f=abm00033248.pdf&n=20200901_プレスリリース_新型コロナウイルスに対する消毒薬の効果を検証.pdf

ご使用時の注意点

塩素系漂白剤（次亜塩素酸ナトリウム）は残ってしまうと変色、腐食の原因になりますので、以下の点にご注意ください。

• 消毒後は漂白剤の成分が残らないよう必ず清潔な布や紙で水拭きしてください。漂白剤がついたまま長時間放置すると、錆（腐食）・シミ・変色・塗装剥がれ・色落ち等が発生するおそれがあります。
• 消毒する箇所以外に漂白剤が飛散することを防ぐため、スプレーは使用しないで布や紙に消毒液を含ませて消毒してください。
• 漂白剤に記載されている使用上の注意事項の内容をよく確認いただきご使用ください。

注意事項

• LED照明システム ルーペル製品は、LEDランプ・電源・バッテリー・コネクタなど、水や薬品がかからないように注意してください。故障、感電、火災の原因となることがあります。
• 木棚板については、膨れのリスクから木口付近の消毒は水や薬品がかからないように注意してください。
• 塩素系漂白剤（次亜塩素酸ナトリウム）が使用できない場合でも、アルコール系消毒剤、台所用洗剤でも十分な消毒効果があると発表されています。使用する際は、製品の使用方法に従って使用してください。