造作洗面所に置く収納棚の例!収納のポイントも解説!

造作洗面所に置く収納棚の例!収納のポイントも解説!

メーカーが既製品として販売している洗面台に対し、素材から配置まで自分の好みを反映できるのが「造作洗面台」です。洗面台を設置するだけでもおしゃれな空間になりますが、洗面所全体をイメージどおりのスペースにしたいという方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、造作洗面所をアレンジしたいときにおすすめの収納棚についてご紹介します。収納棚の例と必要な機能をチェックし、自分好みの造作洗面所を作るコツや失敗しないためのポイントも見ていきましょう。

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造作洗面所の収納棚の例

造作洗面所の収納棚の例

造作洗面所にあるデッドスペースを有効活用するには、収納棚の設置がおすすめです。洗面所に多くのものを収納したいと思う方もいるでしょう。棚の数が多いほど、収納の自由度が高くなります。

造作洗面所に収納棚を設置したい方は、まず実際のレイアウト例を見てみましょう。鏡裏・洗面台横・洗面台下の3パターンに分けて実例をご紹介します。

鏡裏のスペースを有効活用

洗面台の鏡裏にあるスペースを活用し、収納棚を取り付けた実例です。幅の広い鏡は左右にスライドできるようにすれば、収納した物にほこりがかぶる心配も軽減できます。「来客に収納棚を見られたくない」という方にも魅力的な活用方法でしょう。

鏡と収納棚のスペースを共有することで、どちらも広い範囲を確保できます。使用できる範囲が広ければ、複数人が並んでも圧迫感を感じにくくなります。家族で利用する場合でも、ストレスが軽減されるでしょう。

収納棚を可動式にすると、収納したいものに合わせて高さの調整も可能です。歯ブラシや化粧品など多数の用品が収納できます。洗面台の収納力が低いと感じている方も、鏡裏を活用することで満足なスペースが生まれるでしょう。

洗面台の横に収納棚を設置

洗面台のサイドの余ったスペースに注目した実例です。洗面用品やタオル類の保管に役立つ収納棚を設置しています。洗面所全体の雰囲気と収納棚の色合いを合わせることで統一感のある空間に仕上げられる点が魅力です。

幅の広い洗面台であれば、鏡や作業スペースを邪魔することなく棚が設置できるでしょう。すぐに取り出したいものを入れておくと、使うときにもスムーズに使用できます。洗面所が広い方にはとくにおすすめのレイアウトです。

洗面台の両サイドにデッドスペースがある場合は、同じデザインの収納棚を2つ設置してもよいでしょう。左右対称のレイアウトは統一感のある印象を与える効果があるため、使いやすく、すっきりとした清潔感のある洗面所を演出できます。

洗面台の下に収納棚を設置

洗面台の下にできたスペースに収納棚を設置した実例です。洗面台のみでは下部にデッドスペースができやすいため、正規品の洗面台でも収納スペースを備えたものが多く見られます。このような場所には、洗濯用洗剤やタオル類など、利用頻度が高いものを収納すると便利です。

洗面台下すべてのスペースを収納棚にすると、幅・高さともに大きな空間へと様変わりします。鏡裏や洗面台のサイドのみでは十分なスペースを確保できない場合にも役立てられる方法です。

扉があるものは外から見えないため、使う機会の少なくあまり人に見せたくない掃除用品を収納してもよいでしょう。扉がない場合は、タオル類や芳香剤などを並べて見せる収納にアレンジすることもおすすめです。「なるべく広い収納スペースがほしい」と考えている方にも魅力的な方法といえます。

洗面所に求められる収納の機能

洗面所に求められる収納の機能

洗面所に収納棚を設置する際は、どのような目的で使いたいか明確にしなければなりません。洗面所は、脱衣・入浴・洗面・洗濯など、さまざまなシーンで利用されるためです。

収納棚を便利に活用するためには、なるべくすべての目的に活用できる機能性が必要といえます。具体的に求められる収納の機能について、4つのポイントを把握しておきましょう。

衣服の着脱のための収納

洗面所では入浴前後に衣服の着脱を行います。外出前や帰宅後といったタイミングでも着替えるケースがあるため、衣類を置いておける場所が確保できると便利です。入浴後に着る服を一時的に置くためだけでなく、タオル類を清潔に保管できる収納棚も必要でしょう。

「入浴後はいつも体重を計る」という方は、体重計を置いておくためのスペースも考慮しなければなりません。使用している体重計が十分に収納できるスペースを把握しておきましょう。

入浴のための収納

洗面所と脱衣所が共有になっている場合は、お風呂関連の用品を入れる収納場所が必要です。シャンプーや石けんのストックを常に保管できると、不足に気付いたときもすぐに補充できます。

お風呂場からタオルの保管場所が離れている場合は、バスタオルがかけられるタオルバーを備えておくこともおすすめです。入浴後すぐに取れるため、床を濡らすことも避けられます。入浴剤を利用する方は、入浴剤専用の収納スペースを設けてもよいでしょう。

洗面のための収納

洗面所では、鏡の前に立って洗顔や歯磨き、身だしなみを整えるなどする方が多いでしょう。洗面用品は洗面台周辺の収納棚にまとめて保管できると便利です。1か所に収納することで管理がしやすくなり、取り出す際に場所を忘れる可能性も低くなります。

洗面台のサイドにあるスペースや、鏡裏のデッドスペースを活用すると便利な収納スペースが実現するでしょう。ドライヤー・ヘアアイロンといったものを収納する場合は、奥行のサイズにもゆとりをもたせることがおすすめです。

洗濯のための収納

一般的な住宅の設計では、洗面所に洗濯機を置くレイアウトが多く見られます。洗濯用洗剤や柔軟剤を取り出す際に往復する手間をなくすためには、洗濯機の近くに収納スペースを確保したいものです。

洗面台の横に洗濯機を設置する場合、洗濯機のサイズによってはデッドスペースが生まれることがあります。このスペースに合わせて収納棚を設置すると、利用頻度の高い洗剤や柔軟剤を便利に保管できます。洗濯機の上の余った空間を有効活用することもおすすめの方法です。

洗面所の収納棚を使う際のポイント

洗面所の収納棚を使う際のポイント

洗面所に収納棚を設置したあとは、利便性を高めながら安全に活用していきましょう。利用頻度の高いものの配置だけでなく、重さによって収納場所を変えたりボックスを使い分けたりといった工夫も必要です。ここからは、実際に収納棚を使う際に押さえておきたいポイントを3つご紹介します。

一番高い位置に重さがないストック品を置く

数段に分かれた収納棚にものを置く場合は、重さによって場所を分けることが大切なポイントです。軽いものは上の段へ、重いものは下の段に配置できるよう意識しましょう。上段が高くて取り出しにくい場合は、ティッシュペーパーやゴム手袋といった用品のストックを置いてもよいでしょう。

重いものを上段に置くと、落下したときに床が傷付いたりケガを負ったりするリスクがあります。軽いものであれば、万が一落下してもこのようなトラブルを防止することが可能です。

洗面所に設置する収納棚は一体型になっているものも見られますが、家具単体として設置するタイプの場合は棚が倒れる危険性もあります。洗面所の収納棚に限らず、重いものは下段に入れる必要がある点を押さえておきましょう。

ボックスで収納するものを分ける

収納棚のスペースに置くものが多い場合は、ボックスの活用がおすすめです。100円ショップや雑貨店で販売されているものなどから、希望のサイズに合ったものを選びましょう。

収納棚全体でボックスのデザインを統一すると、よりすっきりとした印象になります。あえてカラフルなレイアウトにすることで、個性的でおしゃれな空間に仕上げることも可能です。

ボックスに収納するものは、使う人物やジャンルで分けると取り出しやすくなります。たとえば、夫が使う洗面用品のストック・妻が使う洗面用品のストックといった具合です。取り出す際に探す手間が省けるだけでなく、ストック切れにも気付きやすくなります。

ボックスの数が多いほど見分けがつかなくなるため、色を分けたりしるしを付けたりしてもよいでしょう。家族の人数が多くても、ボックスがあれば有効活用できます。

よく使うものは取り出しやすい位置に置く

入浴後に使うバスタオルやドライヤーなど、毎日のように利用するものは「取り出しやすさ」が重要です。収納場所が高すぎても低すぎても取り出しにくいため、使う際に手を伸ばしやすい位置を重視して収納しましょう。

歯ブラシや洗顔石けんといった洗面用品は、洗面台の近くに置いておくことがおすすめです。メインで使う場所を優先して配置を決めましょう。ドライヤーのようにコンセントの接続が必要なものは、電源の近くに収納するとすぐに使えます。

小さな子どもがいる家庭であれば、子ども用の収納スペースを確保できると便利です。大人よりも低い位置に保管すれば、子どもが自分で好きなときに取り出して使用できます。

洗面所を造作する際のポイント

洗面所を造作する際のポイント

洗面台や周辺スペースを好みのレイアウトに造作する場合は、見た目だけでなく使いやすさも重視しましょう。生活を続けるうえで毎日使用する場所でもあるため、住んでいる全員のことを考えて決めることもポイントです。洗面所を造作するうえで押さえておきたい点を2つご紹介します。

見た目にこだわる

洗面所は家の中で重要な要素の一部です。リビングや書斎といった空間と同様に、住んでいる方の気持ちを左右するものでもあります。造作する際には、可能な限り自分のイメージどおりの空間が実現するよう慎重に決めましょう。

好みの空間ができあがると、心が満たされてモチベーションアップにもつながります。白色を基調としたデザインからモダンな雰囲気までさまざまなパターンを比較しましょう。

統一感をもたせたい場合は、洗面所以外の部屋と同じようなデザインを取り入れることもおすすめです。反対に、ほかとは違うデザインでも視覚的に楽しめます。毎日の生活を充実させるためにも、見た目にはとことんこだわりましょう。

使いやすさにこだわる

見た目と同じくらい重視したいのが、使いやすさです。朝起きてから夜寝るまで複数回使う場所でもあるため、使い勝手が悪ければ元も子もありません。洗濯機・乾燥機の配置や浴室の位置をふまえてレイアウトを決めていきましょう。

デザインにこだわりすぎると、収納スペースが不足してタオルや洗剤があふれてしまうかもしれません。反対にスペースが大きすぎると余った分がもったいないため、なるべく過不足のないよう利用シーンをシミュレーションしましょう。

場合によっては、好みのデザインを諦めなければならないことがあるかもしれません。機能性の低下が我慢できる範囲であれば問題ありませんが、生活の動作に影響する場合は使いやすさを優先したほうが賢明です。

洗面所の造作ならSSシステム-シューノ-を活用しよう!

洗面所や洗面台の造作、収納棚の設置を検討している方は、ぜひSSシステムにお任せください。限られたスペースでも雑多な印象を受けないよう、希望に沿ったレイアウトをご提案します。

私たちSSシステム-シューノ-の強みは、複数のパーツを組み合わせることで自由にレイアウトができる点です。洗面台と洗濯機の間にある細いデッドスペースから洗濯機上の空間まで、さまざまな場所に対応しています。

可動棚を利用すると、収納したいものが変わったときも棚の位置が変更可能です。耐荷重性能の高さにもこだわっているため、重いものを乗せられる収納棚を求めている方もぜひ一度ご相談ください。デザイン性と機能性どちらにも注目し、これまでよりいっそう便利な空間を実現します。

まとめ

まとめ

洗面台は、メーカーの既製品を購入する以外にも自分の希望を反映することが可能です。周辺の収納スペースもあわせてアレンジすると、見栄えがよくなったり使いやすくなったりと、日々の生活の満足感が高まります。収納するものの数と洗面所の広さを考慮しながら造作して、魅力的なスペースを作りましょう。

SSシステム-シューノ-では、収納棚を設置するためのパーツを多数販売しています。洗面所以外でも場所を問わずレイアウトできるため、収納場所の増設を求めている方もぜひご利用ください。

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