可動棚の奥行が収納のカギ!選び方や設置のポイントについて解説します

可動棚の奥行が収納のカギ!選び方や設置のポイントについて解説します

可動棚の設置を検討する際に、どこにどれくらいのサイズのものを設置するのがベストか悩んでいるという方もいるのではないでしょうか。可動棚の奥行きにフォーカスしてレイアウトを計画することで、設置場所や収納物にとって最適な選択ができます。

収納力や生活動線も加味して、自宅の収納を使いやすく改善しましょう。そこでこの記事では、可動棚を設置・購入する際のポイントや、活用したい設置場所についてご紹介します。

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可動棚の奥行きが多くの物を収納できるかどうかを左右

可動棚の奥行きが多くの物を収納できるかどうかを左右

可動棚の収納力は、可動棚自体の奥行きに依存します。部屋の壁面に設置するとしても、パントリーやクローゼットに設置するとしても、考え方は同様です。

たとえば設置スペースの奥行きが100cmあったとしても、可動棚の奥行きが40cmなら、その可動棚のサイズ以上の収納物は置けません。設置スペースを活かして十分な収納力を確保するためには、出し入れのしやすさも考慮しながら可動棚の奥行きサイズを考えることが重要です。

奥行きのある可動棚を設置する際のポイント

奥行きのある可動棚を設置する際のポイント

可動棚で壁面を無駄なく収納スペースとして活用するには、設置スペースに合ったサイズの棚板を選ぶことが重要です。棚板のレイアウトは見た目にも使いやすさにも影響するため、実際に使用する状況をイメージしましょう。収納力だけでなく、生活動線を考えた出し入れのしやすさもポイントです。

設置するスペース

幅や奥行だけでなく、棚柱(サポート)の高さや、棚の段数によっても収納力の調整が可能です。また、棚の段によって棚板の奥行きを変えられるため、部分的にあえて奥行きの浅い棚板を使うこともできます。

扉のあるパントリーやクローゼットの中であれば、収納物と扉が干渉しない程度の奥行きが限界と考えましょう。

レイアウトのイメージ

収納物はサイズがさまざまであるため、収納時の見た目や使いやすさを考えて、レイアウトをイメージすることが重要です。収納するモノによって必要な高さや奥行きが異なります。

収納するモノの種類は、見た目の統一感があるレイアウトをイメージしましょう。複数列の可動棚を設置する場合には、左右で段差をつけるとおしゃれです。あくまでメインは収納物であるため、心地よく使える可動棚のレイアウトを考えましょう。

収納するモノと生活動線

可動棚の使いやすさを考える際には、生活動線を意識することが重要です。可動棚を設置すれば収納スペースは確保できますが、日常生活の中で無理なく収納物の出し入れができることを重視しましょう。

使用頻度の高い収納物は、腰から肩程度の高さに収納すれば、簡単に出し入れできます。ウォークインクローゼットや廊下に可動棚を設置する場合には、圧迫感が生じないように、無理なく移動できるスペースを確保しましょう。

どんな棚を選べばよい?可動棚を購入する際のポイント

どんな棚を選べばよい?可動棚を購入する際のポイント

可動棚を設置する際は、収納物のサイズや量に合わせて、設置する棚板のサイズや枚数を選択することが重要です。強度や加工方法は製品によってさまざまであるため、安全性にも注意しましょう。

壁面への棚柱(サポート)の取り付け作業や、可動棚全体のサイズ感をイメージしておくこともポイントです。

「何を」「どれだけ」収納するのか

可動棚は収納物に合わせて幅・高さ・奥行きを調整できるため、壁面を無駄なく収納スペースとして活用できます。

ひと目で収納物を確認でき、出し入れしやすいことが可動棚の大きなメリットです。日常的に使う収納物をまとめられるだけの収納力のある可動棚を購入しましょう。

耐震性・安全性に優れているか

可動棚は、壁面に棚柱(サポート)をビス止めし、差し込んだブラケットに棚板を乗せる構造です。棚柱(サポート)が安定して取り付けられる下地を前提としますが、棚受け(ブラケット)や棚板の仕様によって強度が変わってきます。

つくりの甘い棚受け(ブラケット)は揺れに弱く、棚板や収納物が落下しやすいことに注意しましょう。棚受け(ブラケット)や棚板は耐荷重が決まっているため、収納物の重さに耐えられるかどうかも重要です。

バリや角の処理が甘い棚受け(ブラケット)では、日常的な使用で手を痛めるリスクもあります。安全性に優れているかどうかも、購入する際の重要な判断基準のひとつです。

組み立てやすさ

可動棚を設置する際には、壁面に棚柱(サポート)を取り付ける作業が必要です。希望する高さに棚板を設置するには、両サイドの棚柱(サポート)の高さを合わせて、ゆがまないように取り付けます。

部品数が多くなるほど取り付け作業は複雑になるため、失敗せずに取り付けられるシンプルな構造であることは重要です。

DIYに慣れている方でなければ取り付け作業は困難なケースもあり、設置環境によっては工務店に取り付けを依頼する必要もあるでしょう。設置方法の説明がしっかりしていたり、メーカー側のサポートが受けられたりするなら安心です。

棚自体のサイズ感

可動棚を購入する際には、設置場所や収納量に応じた適切なサイズの製品を選ぶことが重要です。棚柱(サポート)の長さや棚板の幅・奥行きなどは、商品によって仕様が決まっています。

メーカーによっては、棚柱(サポート)や棚板をユーザーの希望するサイズにカット可能です。基準となるサイズが設置環境に合わない場合は、パーツのカットに対応できるメーカーを選ぶとよいでしょう。

奥行きのある可動棚を設置する場所

奥行きのある可動棚を設置する場所

可動棚は、下地が入っている場所であれば任意の場所に設置することができます。奥行きのある可動棚であれば、洗面所・クローゼット・キッチンなどへの設置に向いています。

これらの場所では、収納物の量が多いにも関わらず、一般的な収納家具では十分な収納が実現できないことも少なくありません。奥行きのある可動棚を、洗面所・クローゼット・キッチンなどへ設置すれば、日常的に使用するこまかいものもスッキリ収納できるでしょう。

洗面所

洗面所や脱衣所、洗濯機回りは、洗剤やタオルなど収納物が多いエリアです。しかし、水回りは安定した収納家具を置きにくく、片付けに悩むケースがあるでしょう。

可動棚であれば、床面を意識することなく、高い位置に安定した収納スペースの確保が可能です。棚の段数や列数も自在であるため、どのような構造であっても適切な収納力のある可動棚が設置できます。

クローゼット

クローゼット内は、ハンガーパイプに服をかけて収納するのが一般的です。オフシーズンの服は収納ボックスに入れておく発想もありますが、ここはひとつ、「しまいこまない」という発想で収納を考えてみましょう。

可動棚を設置すれば、ハンガーにかける服と畳んでおく服をスマートに分別でき、すべての服をひと目で認識できます。高さも奥行きも無駄にすることなく、クローゼットの収納スペースを活かすことが可能です。

可動棚は服だけでなく、本や雑貨などの収納にも活用できます。可動棚の設置によってクローゼットを有効活用するのは、普段使う部屋をスッキリさせるという意味でもおすすめの発想です。

キッチン

キッチンには、多くの食品や食器などを収納するための収納用品が必要です。しかし、キッチン回りの棚や引き出しをうまく使い分けるのはなかなか難しく、収納物の出し入れに手間がかかるケースもあるでしょう。

可動棚を活用すれば、食品や食器を種類・サイズによって分類することで、ひと目で何がどこにあるか判別できて便利です。可動棚はレイアウトを自由に変えられるため、調味料や食器を買い足した場合にも、容易に棚を組み替えて使いやすく維持できます。

キッチンの近くにパントリーとして使えるスペースがあるなら、壁面を無駄なく収納スペースとして活用し、さらにキッチンの使い勝手をよくすることも可能です。

パントリーって便利なの?

パントリーって便利なの?

キッチンに併設する、食品や食器を収納しておくための小部屋をパントリーと呼びます。キッチンスペースを広く使いたい方にとっては、パントリーをつくるメリットは理解しにくいかもしれません。しかし、パントリーはキッチン回りの収納力を大幅に高め、調理しやすい動線づくりにも活用できます。

圧倒的な収納力

キッチンの一角をパントリーにすることで、可動棚を設置できる壁面が多くなるため、収納力を大幅に高められることがメリットのひとつです。単純に押し入れのような使い方をするのではなく、可動棚をうまくレイアウトすることで、大容量の収納スペースがつくれます。

動線の整理にもおすすめ

調理に直接必要のない食器やドリンク用の冷蔵庫などをパントリーに収納すれば、調理に集中しやすい環境をつくることが可能です。

パントリーには作業スペースも設置できるため、パントリー内で仕込みや家事をしてもよいでしょう。調理中でも混雑しないように、動線の整理ができることもパントリーをつくるメリットです。

可動棚として使いやすいSSシステム-シューノ-

一般的な可動棚では、耐荷重が不十分だったり、棚受け(ブラケット)が外れやすかったりという問題があります。「SSシステム-シューノ-」は、妥協のない研究と実験により、高度な水準の耐荷重や安全性を誇ることが魅力です。

棚受け(ブラケット)は「ロック式抜け止め機能」により抜け落ちず、脱着はワンタッチでできます。さびにくい表面加工を施しているため、洗面所やキッチンでの設置も問題ありません。棚受け(ブラケット)を付け替えれば棚板だけでなくハンガーパイプも使えるため、幅広い収納物に対応できます。

まとめ

まとめ

可動棚は奥行きによって収納力が変わるため、設置スペースや生活動線などを考慮して、最適な奥行きやレイアウトを考えることが重要です。可動棚を活用すれば、洗面所・クローゼット・キッチンなどの壁面を、無駄なく収納スペースとして活かせます。

SSシステム-シューノ-は、棚板だけでなくハンガーパイプセットも取り付けることもでき、自由度の高いレイアウトが可能です。自宅の収納を改善したい方は、SSシステム-シューノ-の活用をご検討ください。

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