可動棚をDIYで収納レイアウトも自由自在!失敗しない取り付け方から真似したい活用アイデアまで紹介

可動棚をDIYで収納レイアウトも自由自在!失敗しない取り付け方から真似したい活用アイデアまで紹介

可動棚は、棚を設置したい場所やデッドスペースに取り付けると便利に活用できるアイテムです。業者に取り付けを依頼する方法もありますが、「必要な道具を準備して自分でDIYしてみたい」と望む方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、可動棚の特長から実際の取り付け方法まで、幅広い情報を詳しく解説します。パーツの選び方を把握しておくと、よりスムーズに作業を進められるでしょう。場所別での活用事例もご紹介します。

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DIYがしやすい可動棚の特長

DIYがしやすい可動棚の特長

家具のように決められたスペースではなく、比較的自由にレイアウトを決められる点は可動棚ならではの魅力です。配置するものや気分によって気軽に変更できるため、ライフスタイルに合わせやすいアイテムともいえるでしょう。コストパフォーマンスの高さもメリットのひとつです。可動棚の特長や魅力を3つご紹介します。

レイアウトが自由自在

サイズや棚の高さが決まっている家具に対し、可動棚では自由度の高い設計が可能です。複数のパーツを組み合わせて好きなレイアウトにできるため、置きたいものや設置スペースの大きさを考慮する手間も省けます。

また、可動棚のパーツによってはハンガーラックとして活用できる点も魅力的です。クローゼットや階段下の収納スペースなど、家具ではサイズや形状を合わせにくい場所でも設置できるため、便利さを実感できるでしょう。可動棚全体の高さや幅も取り付け時に自由に決められます。

いつでもレイアウトを変えられる

可動棚に取り付けた棚板は、設置したあともレイアウトの変更が可能です。壁の穴を増やしたり可動棚そのものを買い替えたりといった必要もありません。

状況に応じて棚板の追加や取り外しもできるので、ライフスタイルの変化にも対応できるでしょう。例えば、テレビボードとして設置した可動棚にテレビを置かなくなった場合、棚板の数を増やして写真やインテリア雑貨を置くなど変幻自在です。

費用が安くスペースを有効活用できる

大型の家具を購入したり、取り外せない棚を設置したりする費用より比較的安価な傾向にある点も可動棚のメリットです。自由自在なレイアウト変更とリーズナブルな設置費用は、コストパフォーマンスの高さを実感できる要素ともいえるでしょう。

下地条件が整っている場所であれば、限られたスペースでも取り付けられます。「適合する家具が見つからない……」と悩んでいる方にも魅力的なポイントでしょう。

可動棚パーツの選び方

可動棚パーツの選び方

DIYで可動棚を取り付ける際は、設置するスペースに適したパーツを選ぶ必要があります。取り付け方法のパターンを理解してパーツ選びを始めましょう。置くものの内容がある程度決まっている場合は、耐荷重の確認も重要なポイントです。可動棚に使用するパーツの選び方や注意点を解説します。

壁面持ち出しタイプ?側面タイプ?

可動棚を取り付けたい場所が決まったあとは、どのような形で設置するか明確にしましょう。棚を支える役割がある「棚柱(サポート)」の取り付け場所によって、背面・側面の2パターンに分かれます。

壁面持ち出しタイプは、棚の背板にあたる部分の壁に棚柱を取り付ける方法です。棚柱を増やすことで棚板ひとつひとつの強度が増しやすいメリットがあります。パーツをそろえると側面タイプより高額になるケースもあるため、予算は高めに設定したほうがよいでしょう。

側面タイプは、左右に取り付けられる壁が必要です。壁面持ち出しタイプに比べると対応場所が限られるものの、パーツが安価で調達がしやすい魅力もあります。ただし、中央に支えを付けられない分、あまり重いものは載せられません。棚柱を取り付ける壁と予算を考慮しながらタイプを決めましょう。

耐荷重で選ぼう

可動棚ならではのメリットを生かすのであれば、耐荷重も注目したいポイントです。メーカーやシステムによって耐荷重が異なるため、置きたいものや設置場所を想定しながら選びましょう。

取り付けたあとに置くものやレイアウトを変更する可能性もあります。耐荷重の上限に気付かず重いものを収納すると、棚板が破損してケガを負うかもしれません。少し余裕のある耐荷重を条件に選んでおくと安心です。

どんなパーツを使うの?

自分の思い描く可動棚での収納スペースを実現するためには、複数のパーツを組み合わせて取り付けなければなりません。汎用性の高さを重視したい方には、壁面持ち出しタイプの取り付けがおすすめです。左右に壁がないスペースでもレイアウトが可能なため、クローゼットからリビングまで幅広いシーンで活用できます。以下は壁面持ち出しタイプに用いるパーツです。

  • 棚柱(サポート類)
  • 棚受け(棚ブラケット)
  • 棚板
  • ハンガーブラケット(ハンガーラックとして利用する場合)
  • パイプ(ハンガーラックとして利用する場合)

棚柱・棚受けといったパーツは、可動棚を取り付ける上で不可欠な要素であると理解しておきましょう。ハンガーブラケットやパイプは、フックやハンガーをかける際に使用します。

可動棚をDIYしよう

可動棚をDIYしよう

あらかじめ作業内容の流れを把握できると、実際の取り付け作業もスムーズに進むでしょう。まずはどのような収納スペースを作りたいか想像し、紙にイメージを描き出していくと良いでしょう。具体的なイメージが固まったら、壁の状態を確認し、パーツ調達に移ります。安全面にも配慮しながら、自分が想像するとおりの可動棚に近づけていきましょう。DIYの手順を5段階に分けて詳しく解説します。

設計図を作る

まずはイメージ作りが大切です。どのような収納スペースを作りたいかイメージし、実際にラフスケッチを行なうとイメージが固まりやすくなります。次に、取り付けたいスペースを確認しながらより具体的な設計図を作成しましょう。幅・高さ・奥行きと2つのポイントを明確にします。置くものと可動棚の耐荷重が適切なバランスになるよう、強度も視野に入れておきましょう。

外枠のサイズ感だけでなく、可動棚ひとつひとつの高さや奥行きも重要です。幅が広ければ棚柱の設置数が多くなることもあるため、パーツの数も踏まえて設計します。「どのように作成すればよいか分からない」という方は、SSシステム-シューノ-が公開する設計図例をご活用ください。

棚柱を壁に付けられるか確認

棚柱の取り付け場所を決めるときは、「壁に下地(柱・下地材)があるかどうか」を基準にします。下地の有無は可動棚の強度に関わるためです。取り付けたい場所に下地がない場合は、ムリに設置は行なわないでください。壁の奥は以下4パターンのいずれかで構成されています。

  • 柱のみ
  • 柱とプラスターボード
  • 下地合板とプラスターボード
  • 柱・下地合板・プラスターボードの3つ

パーツを入手する

設計図が完成して壁の位置が明確になったあとは、ホームセンターなどの取扱店でパーツを調達しましょう。棚柱や木棚板などのカットが可能なパーツは、店舗で希望サイズにカットしてくれるケースもあります。作業に不安がある方や道具がない方は、カットの対応が可能な店舗に相談できると安心です。

棚柱は同じ高さに設置する

壁に取り付ける棚柱は、床面を基準に垂直・水平でなければなりません。複数の棚柱はすべてを同じ高さにし、高低差が出たり傾いたりしないよう慎重に取り付けましょう。ずれたまま完成させた場合、収納物を安全に収納できなくなる可能性があります。印を付けるためのマスキングテープや、角度を計測する水平器などを活用するのもおすすめです。

棚受けがしっかりはまっているか確認する

棚柱を取り付けたあとは、棚板を載せるためのパーツである棚受け(棚ブラケット)を取り付けます。棚柱にしっかりはまっているか確認しましょう。

取り付けが不十分なまま棚板を置くと、棚柱から外れてパーツや収納物が落下するリスクがあるため、確認は重要です。安全な状態であることを確信してから、最終段階となる棚板の設置作業に移ります。

DIY可動棚の活用事例

DIY可動棚の活用事例

可動棚のDIY方法が把握できても、「どのように活用すればよいか分からない」と感じる方もいるでしょう。過去にDIYで取り付けた事例をチェックすると、自分が取り付けたいスペースに合った形をイメージしやすくなります。可動棚の魅力を深める機会にもなるため、ご紹介する5種類の活用事例を見てみましょう。

玄関のシューズラック

玄関の靴箱や靴棚の代わりに、壁面持ち出しタイプの可動棚を取り付けた事例です。ドアと可動棚の高さを同等に設計することで、圧迫感が少なくすっきりとした印象を与えます。収納物に合わせてレイアウトできるため、「上部は帽子やお出かけグッズ」「下部の広いスペースには家族分の傘」といった使い方を実現しやすい点も魅力です。

収納スペースとしてだけでなく、飾り棚としても活用できます。観葉植物や絵画を加えると、普段の玄関も豪華さが増すでしょう。靴の収納力を増やしたい方から見た目の満足感まで幅広く対応します。

リビングでの活用方法は豊富

家の中でもスペースが広いリビングでは、収納物や好みに合わせてさまざまなレイアウトで可動棚を設置できます。テレビボードがなく不便に感じる方はテレビボードとして、テレビ周辺の収納を拡大したい方はオーディオコーナーとしての活用もおすすめです。

キッチンと壁が続いている間取りでは、可動棚を取り付けて家事スペースを広げる方法も魅力的です。インテリアコーナーとして活用したり趣味の作業スペースをリビングに設置したりできるでしょう。

勉強スペースにも大活躍

子ども用の部屋やリビングにデッドスペースがある場合は、可動棚で勉強机を取り付けるという活用方法もあります。壁面持ち出しタイプのパーツを組み合わせれば、部屋の幅やスペースを問わず自由にサイズ設定が可能です。成長に合わせて天板の高さを変えられる点は、可動棚で作った勉強机ならではの魅力といえるでしょう。

勉強机が不要な場合は、通学用のバッグや教科書類を収納するスペースにもなります。一般的な勉強机や本棚よりも自由度が高いため、買い替える手間やコストも省きやすい方法です。

洗濯機周辺に使えば収納力がUP

壁一面で取り付けられる壁面持ち出しタイプは、洗濯機上のスペースにも活用できます。洗濯機周辺は特にデッドスペースが発生しやすいエリアです。棚板・ハンガーパイプのパーツを組み合わせると、洗剤類の収納だけでなく衣類やタオルも掛けられ利便性がアップします。

可動棚は壁からの持ち出しなので床スペースを使う必要がなく、洗濯機周辺の床面にスペースがない場合でも問題はありません。かさばりがちな洗濯グッズも手に届く範囲内にすっきりと収められます。収納棚がひとつ加わるだけで開放的な雰囲気が増すでしょう。

クローゼットの中でも使える

可動棚は普段目につく場所だけでなく、クローゼットや納戸、パントリーといった複数の収納物が混在しやすいスペースでも活用できます。

ハンガーパイプセットを使って可動棚にハンガーラックを設置することも可能です。棚板に畳んで収納したい衣類を、ハンガーパイプセットに吊るして収納したい衣類をしまえるため、スペースの無駄ができません。

調整力の優れた可動棚を使えば、子どもの衣類と大人用のコートなど、大きさや高さに合わせて収納できます。階段下など、一見「使いにくい」と感じるようなスペースも可動棚を設置することで出かける前の上着をかけるなど、全員のクローゼットとして有効活用ができるでしょう。

DIY可動棚ならSSシステム-シューノ-

DIY可動棚ならSSシステム-シューノ-

可動棚のDIYを検討している方は、ぜひこの機会にSSシステム-シューノ-の商品をご活用ください。スペース・雰囲気など好みに合わせた可動棚を実現できるよう、豊富な種類のパーツを展開しています。安全性・耐荷重性能の高さも特長のひとつです。SSシステム-シューノ-の強みや魅力をご紹介します。

パーツや棚板の種類が豊富

SSシステム-シューノ-は、幅広いバリエーションの中から設計に適したパーツを選択します。棚柱・棚受けなど基礎になる重要パーツから、衣服などを掛けるときに利用するハンガーパイプもそろえています。

取り付ける壁や周辺のカラーデザインに近づけられるよう、複数のカラーバリエーションがあります。棚柱では、以下3パターンの色が選択できます。

  • シルバー
  • アイボリー
  • ダークグレー

棚板の種類も豊富なため、インテリアや用途に応じた選択ができて満足感を高められるでしょう。収納物だけでなく、周辺の雰囲気と暮らす人の好みを反映しやすい点がSSシステム-シューノ-の強みです。

安全性が高い

一般的な収納棚とは違い、壁にパーツを取り付けるため「パーツが壊れないか心配」と不安に感じる方もいるでしょう。SSシステム-シューノ-では、安全性の高い加工や仕組みを採用しています。

  • パーツのサビを抑制する表面処理加工
  • ロック式の抜け止め機能
  • バリと角を取り除いて切創事故を抑制
  • 揺れ止めパーツでパイプの動きを抑制(工具不要)

上記は、いずれも安心かつ安全に可動棚を使い続けるための仕組みです。レイアウトを変更するときにケガを負ったり、湿気による腐食で劣化を早めたりといったリスクを低減します。

抜け止め機能は利便性を兼ね備えた点も特長です。バネが反発する力を利用し、自動でロックをかけることで棚受けが抜けないようにしています。DIYが苦手な方でも気軽に挑戦できる仕組みともいえるでしょう。

耐荷重性能も高い

可動棚のパーツを選ぶ上で特に重視したいのが耐荷重です。SSシステム-シューノ-は高い性能を目指して研究と実験を重ね、最大100キログラムの安全目安荷重を実現しました。

大切なものを収納するケースも多いため、高い性能を発揮できるパーツを利用したいものです。SSシステム-シューノ-の可動棚であれば、テレビをはじめ大型の家電やアイテムも安心して収納できるでしょう。耐荷重の低さが気になってDIYに取り組めない方も、ぜひ一度ご活用ください。

まとめ

まとめ

家具を設置しにくいスペースに必要なパーツを取り付け、自分好みの環境を実現できるのが可動棚の魅力です。下地チェックや棚柱の正確な取り付けが必須です。DIYに慣れている方で、安価で設置したいという方はぜひ挑戦してみましょう。難しい場合は無理せず、専門業者に工事を相談してみましょう。可動棚のサイズだけでなく、壁の状態を確認したり耐荷重の条件を決めたりする作業も重要です。

SSシステム-シューノ-は、安全性と耐荷重性能に優れた商品がラインナップされています。サイズ・カラーバリエーションも豊富です。ぜひご利用ください。

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