可動棚DIYの失敗例から学ぶ!初心者でも可動棚をらくらくDIYする方法!

可動棚DIYの失敗例から学ぶ!初心者でも可動棚をらくらくDIYする方法!

可動棚は、DIYに不慣れな方でも挑戦しやすいのが魅力です。しかし、作り方の知識や道具の準備が不十分なまま始めると失敗する可能性があります。「実践の前にリサーチしておきたい」と考える方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、具体的な失敗談をピックアップしながら、可動棚DIYのコツを解説します。パーツの選び方を押さえておくと、準備段階からスムーズに進められるでしょう。失敗の原因を踏まえた上で、適切な作業工程も分かりやすく紹介します。

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まさかの落とし穴!可動棚のDIY失敗談

まさかの落とし穴!可動棚のDIY失敗談

比較的簡単といわれる可動棚DIYでも、最低限の知識と準備は必要です。むやみに始めると取り返しのつかない結果となる可能性があるため、「どのような失敗があるのか」を重点的にリサーチしておきましょう。初心者に多く見られる失敗談を4つ、対策も併せて解説します。

棚柱が固定されていなかった!

棚柱を設置する上で、ビスを打ち込む位置は間違えられないポイントです。不適切な場所を選んだ場合、十分に固定できず棚柱が落下する可能性もあります。可動棚の中でも比較的起こりやすい失敗例といえるでしょう。

固定が十分ではないのは、「下地」がある位置に的確に打ち込んでいないためです。壁の内側が空洞になっている場所へ取り付けると、荷重に耐えられず崩壊する可能性があります。壁を傷つける原因にもなるため、設置場所を決める際は入念に確認しましょう。

棚柱に棚受け(ブラケット)が入らない!

棚受けを支える「棚柱」の設置前に、ビスのねじ頭がどの程度影響するか考慮する必要があります。ねじ頭が突出している場合、棚受けのはめ込み部分が適合せず正しく取り付けられないためです。

パーツや部品を準備する際には、棚柱にビス全体が収まるようねじ頭の高さを調べておきましょう。ネジ頭がフラットに打ち込めるようであれば、棚受けに干渉することなく接続できます。たとえ棚受けを設置しない部分であっても突出したねじ頭は印象も左右するため、準備段階から意識できると安心です。

設置スペースに棚板がおさまらない!

収納スペースのサイズを測らずパーツ収集を始めると、スペースが狭く棚板が設置できない可能性があります。特に、クローゼットのように入り口スペースが限られる場合は注意が必要です。

棚板がおさまらない原因は、側面支持タイプの棚柱や棚受けを先に取り付けたり、棚柱分を考慮せず棚板を購入したりといったことが考えられます。新しくパーツを買い直すことになるため、高さや奥行きだけでなく各パーツを設置した際の内寸も明確にしておきましょう。

重みで棚板がたわんでしまった!

可動棚を構成するパーツには、それぞれ耐荷重の上限があります。ひとつのパーツが十分な耐荷重性を持っていても、他のスペックが不十分であれば破損するかもしれません。パーツをそろえる際は、収納したいアイテムを基準に組み合わせましょう。

今後、収納物を変更する予定がある方はなるべく大きな荷重に対応するパーツを選択すると安心です。人が手をかけたり別のものを収納したりする可能性も考慮し、想定している耐荷重よりも高耐久なパーツを選ぶとよいでしょう。

初心者でも失敗しにくい可動棚DIYパーツの選び方

初心者でも失敗しにくい可動棚DIYパーツの選び方

本格的なDIYでは、使用するパーツ選びも重要な工程です。取り付けやすさを重視するのであれば、壁一面で設置できる壁面持ち出しタイプが適しています。耐荷重性能はしっかりチェックし、長期間利用しても故障や破損のリスクの低い組み合わせを選びましょう。3つのポイントに分けて、可動棚DIYパーツの選び方を紹介します。

1.初心者向けは壁面持ち出しタイプ

可動棚の中でも、初心者が取り組みやすいのが「壁面持ち出しタイプ」と呼ばれる構造の棚です。背面部分が壁となっていれば、側面や底など他の面を必要としません。一面のみで設置できるため、少ない工程で取り付けられるメリットがあります。

他に選択できるのは「側面支持タイプ」ですが、こちらは左右二面に棚柱を設置する構造です。棚柱や棚受けの設置を仮定した状態でのサイズ計測が重要となり、棚受けの幅や高さが適合しない可能性があります。初心者によく見られる失敗を回避するためには、一面の壁面持ち出しタイプが魅力的といえるでしょう。狭いスペースにも取り付けられます。

2.耐荷重性能の優れたものを選ぼう

耐荷重を軽視して選んだ場合、設置後しばらく経過してから可動棚が崩壊するかもしれません。重い荷物を収納していた場合、床や人を傷つける危険性もあります。収納場所によってはリスクが高いため、耐荷重性能は十分に確認しておきましょう。

ゆくゆく収納容量を増やす可能性などがあって最適なスペックが判断できない場合は、サイズなど条件があるものの中から高性能なパーツを購入するのがおすすめです。安心感が高まるため継続的に活用しやすくなります。

3.可動棚のDIYにはSSシステム-シューノ-がおすすめ!

安心・安全な可動棚の設置を望んでいる方は、壁面持ち出しタイプで簡単に設置できる「SSシステム-シューノ-」がおすすめ。幅や奥行きなど取り付けたいスペースに合わせて、適したサイズのパーツを組み合わせられます。ハンガーブラケットとパイプを併用すると、コートなどの収納場所としても活用可能です。

シューノは気軽にさまざまなアイテムを収納できるよう、優れた耐荷重性能を備えています。最大100キログラムに対応するパーツで、足元から天井付近まで広いスペースに設置できます。

抜け落ちるリスクを低減するため、棚受けにロック式の抜け止め機能を搭載した点も強みのひとつです。ワンタッチロックが可能な構造で、レイアウト変更の際も気軽に脱着できます。

可動棚はDIYする前が大切!念入りに準備しよう

可動棚はDIYする前が大切!念入りに準備しよう

可動棚をDIYするには、取り付けに適切な場所を選んだり、水平な角度を測ったりといった作業も重要です。怠ると失敗の原因にもなるため、準備段階で大切な要素を押さえておきましょう。便利な工具や採寸の必要性も含め、DIY前のポイントを3つ紹介します。

1.下地センサーがあればDIYの失敗率は激減する?

下地の有無が判断できない方は、「下地センサー(検知器)」の活用がおすすめです。壁に針を刺したりセンサーのみで検知したり、さまざまなタイプが販売されています。壁に機械を当てて下地の場所を見極めるツールです。

壁を叩いて確認する手段もありますが、初心者の場合は見誤る可能性があります。DIY以外のシーンで利用するタイミングは少ないものの、家の壁の安全性を高めるためには魅力的なアイテムといえるでしょう。

2.工具類でらくらくDIYを実現!

棚柱を取り付ける際は、堅い壁に長いビスを打ち込む必要があります。このとき、電動ドリルやインパクトドライバーといった工具があると便利です。強い力と回転を要するため、電動ドリルは備えておいたほうがよいでしょう。

収納スペースやパーツのサイズを測る際には、メジャーがあると円滑に進められます。特に、水平器の付いたものがあると便利です。棚柱設置の際、同じ高さに取り付けられているか確認するために使えます。

しっかり採寸、しっかりプランニング

使用するパーツの購入へ進む前に、まずは全体のサイズを入念に計測しましょう。大まかな数字のみで実行に移した場合、思わぬ誤算が失敗を招くかもしれません。正確な情報を残すために、簡単な設計図を手書きやパソコンで作成するのもおすすめです。

インターネットで検索すると、設計の例を掲載している場合があります。「SSシステム-シューノ-」では、製品図面のダウンロードが可能です。

複数のプランを想定してデータ化しているため、設置スペースに似たものを探して活用してみましょう。

>>CADプラン図面はこちら

失敗を防ぐ!可動棚の正しいDIY方法

失敗を防ぐ!可動棚の正しいDIY方法

少しでも失敗のリスクを軽減するためには、詳しい作業工程への理解が必要です。実際に自分で行うDIYをイメージしながら、完成までスムーズに進められるようシミュレーションしておきましょう。下地の確認から固定まで、4つのステップに分けてひとつずつ解説します。

【1】下地を確認して取付位置を決める

初期段階の下地確認は、設置後の耐久性を左右する重要なポイントです。可能であれば、下地センサーを活用しながら取り付ける場所を選定しましょう。壁に使えるマークペンや、マスキングテープで印を付けると分かりやすくなります。

【2】棚柱をビスで固定する

棚柱の仮止めが可能な場合は、固定時にずれないよう適切な位置を保持しておきましょう。複数人で作業できるのであれば、他の方に固定してもらう方法もあります。ビスは壁に対して垂直に打ち込み、棚柱をしっかりと確実に取り付けましょう。

むやみに電動ドリルを稼働させると、ビスや壁が傷つく可能性があります。打ち始めは少しずつ動かし、何度も確認しながら進められると安心です。棚柱の上部からひとつずつ固定していくと、適切な位置で留めやすくなります。

【3】棚受けを設置

必要な棚柱をすべて固定した後は、あらかじめ決めておいた場所に棚受けを設置しましょう。棚板を普通に載せるタイプと、棚板を受けの内側に納めるタイプの2種類があります。

【4】棚板を乗せるorビスで固定

収納したい場所に棚受けが設置できた後は、棚板を固定していきます。棚板と棚受けのビス位置をしっかりと合わせて、電動ドライバーで固定しましょう。後から棚板の位置を調節したい場合は、ひとまず固定せずに棚受けの上に載せておくと良いでしょう。

全体を確認し、大きな揺れや不安定さを感じなければ可動棚の完成です。使用中、棚の追加やレイアウト変更の必要があれば都度対応しましょう。棚板のカラーを統一すると、可動棚の空間全体がまとまった雰囲気になります。

まとめ

まとめ

可動棚のDIYで失敗を避けるためには、事前のリサーチや知識が必要です。準備段階で対策可能なポイントも多数あるため、実践へ移る前に理解を深めておきましょう。下地センサーをはじめ、DIYに役立つ工具をそろえるのもおすすめです。

可動棚DIYの失敗を防ぐために「SSシステム-シューノ-」をご活用ください。壁面持ち出しタイプの可動棚で設置もしやすく、施工例図面がホームページで確認できるので便利です。

また、高い耐荷重性能と安心性を備え、どのようなシーンにも適応しやすいパーツを販売しています。失敗なく可動棚を取り入れるなら「SSシステム-シューノ-」がおすすめです。

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