棚替え前に見直すべき棚の基本!新商品・新MDを活かすコツとは

2026.02.02店舗運営者向け

商品の陳列方法によって、売場の見え方は大きく変わります。新商品や新しいMDを活かすためには、適切な陳列方法を考えることが重要です。ただし、同じ配置を続けていると売場に変化がなくなってしまうため、定期的に「棚替え」を行う必要があります。

そこで今回は、棚替えの基本から手順、新商品・新MDを活かす棚替えのコツについてご紹介します。

 

棚替えとは?

棚替えとは、売場の陳列や棚構成の見直しを行い、商品の配置や並びを変更する作業を指します。新商品や新MDの導入、季節の変わり目、売上動向の変化などをきっかけに行われるケースが多く、店舗運営において欠かせない業務の1つです。

棚替えは、単なる商品の入れ替えではなく、売場全体の見え方や動線を意識して調整することが重要です。

 

棚替えの目的

棚替えの主な目的は、売場の視認性を向上させることです。陳列を見直すと、これまで目立ちにくかった商品がお客様の視界に入りやすくなります。また、季節限定商品やキャンペーン商品を前面に出すことで、今買うべき商品を分かりやすく訴求できます。

さらに、棚替えは売場の課題を見直すきっかけにもなります。売れ行きが伸び悩んでいる商品や、好調な商品を改めて整理することで、売場改善のヒントが見えてくるでしょう。定期的に棚替えを行うことで、売場に鮮度を持たせつつ、継続的な売上向上につなげることができます。

 

棚替えが店舗運営に与える影響

定期的な棚替えは、店舗全体の印象を良くし、活気のある売場づくりにつながります。季節やトレンドに合った商品を目立つ位置に配置することで、購買意欲を高めやすくなります。

さらに、売れ筋商品や重点商品を適切に配置することで、売上アップにも直結するでしょう。リピーターに新鮮な印象を与えられる点も、棚替えの大きなメリットです。棚替えは、売場改善と売上対策の両面で重要な役割を担っています。

 

棚替え前に押さえておきたい棚づくりの基本

棚替えを効果的に行うためには、事前に棚づくりの基本を押さえておきましょう。感覚的に配置替えを行うのではなく、一定のルールをもとに計画的に進めることで、成果につながりやすくなります。

 

棚割り・フェイス数の基本的な考え方

棚割りやフェイス数は、売上に大きく影響する重要な要素です。棚割りとは、どの商品をどの棚や位置に配置するかを決めることで、売場全体の見やすさや動線を整える役割があります。商品の配置や陳列量を考慮し、お客様にとって見やすく取りやすい売場を意識することが重要です。

フェイス数とは、棚の正面から見える商品面の数を指します。一般的に、フェイス数が増えるほど視認率が高まり、売上も比例して上がる傾向があります。特に主力商品や売れ筋商品は、十分なフェイス数を確保することで、欠品防止や売り逃しの防止につながります。限られた棚スペースの中で、どの商品にどれだけのフェイスを割くかを見極めることが重要です。

 

視認性やゴールデンゾーンを意識した配置

お客様にとって商品が見えやすく、手に取りやすい高さでの陳列を「ゴールデンゾーン」といいます。このゾーンに、売れ筋商品や主力商品などを配置することで、自然と注目を集めやすくなります。逆に、視線が届きにくい上下段には補助的な商品や関連商品を配置するなど、ゾーンごとの役割を意識した陳列が効果的です。

 

カテゴリー・価格帯を踏まえた並びの整理

商品をカテゴリーや価格帯ごとに整理することも、分かりやすい売場づくりにつながります。

用途や特徴が近い商品をまとめることで、お客様自身が比較しやすくなり、購買の後押しになります。

また、価格帯の流れを意識することで、客単価アップを狙うことも可能です。棚替え前に商品の属性を整理し、来店客の視点で見やすい並びを考えることが大切です。

 

失敗しないための棚替えの手順

ここまでは、棚替えの概要や棚づくりの基本について解説しました。次に、失敗しないための棚替えの手順について解説します。

 

事前準備を行う

棚替えを成功させるためには、事前準備が欠かせません。まずは、現在の棚パターンや棚割り、陳列されている商品構成を確認し、どこに課題があるのかを把握しましょう。

課題を把握した上で、売上向上や新商品の訴求など、棚替えの目的とゴールを明確にしておくことが重要です。目的が曖昧なままだと、棚替え後の効果検証がしにくくなるため、注意しましょう。

 

商品の撤去・清掃

事前準備が整ったら、棚替え作業に入ります。まずは、古い商品を棚から撤去し、棚板や周辺の清掃を行います。棚にほこりや汚れが残っていると、売場全体の印象が悪くなりかねません。清潔な状態を保つことで、商品をより魅力的に見せることができます。

 

商品を陳列させる

清掃後は、あらかじめ作成した棚割図に基づいて商品を陳列します。計画通りに配置することで、視認性や導線を意識した売場づくりができます。売れ筋商品や重点商品は、手に取りやすい位置に配置することを意識しましょう。

 

最終確認を行う

陳列が完了したら、POPやプライスカードが正しく設置されているかを確認します。表示内容に誤りがないか、見やすい位置にあるかをチェックし、必要に応じて微調整を行いましょう。最終確認を丁寧に行うことで、棚替えの効果を最大限に引き出せます。

 

新商品・新MDを活かすための棚替えのコツ

ここでは、新商品・新MDを活かすための棚替えのコツをご紹介します。

 

新商品・新MDを目立たせる配置の考え方

新商品や新MDを効果的に訴求するには、配置場所が重要です。棚づくりの基本でもある「ゴールデンゾーン」への配置を意識するようにしましょう。目線から腰の高さにあたるエリアに配置することで、気づかれにくい商品の認知向上につながり、手に取ってもらえる可能性を高められます。

 

定番商品と組み合わせる

新商品や新MDは、定番商品と組み合わせて陳列するのも効果的です。すでに認知度や購入実績のある定番商品と一緒に並べることで、新商品への安心感を与えられます。

また、関連する商品を一緒に陳列することで、使用シーンをイメージしやすくなり、ついで買いを促進できる点もメリットです。単独で置くよりも、売場全体のまとまりを意識しましょう。

 

棚替え後の売場チェックと調整

棚替えを行った後は、そのまま放置せず、定期的に売場チェックを行うことが大切です。一定期間ごとに、売上や販売数量など、事前に設定したKPIを測定し、想定通りの効果が出ているかを確認します。結果に応じて配置の微調整を行うことで、新商品や新MDの魅力をより効果的に活かせる売場づくりにつながります。

 

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まとめ

今回は、新商品・新MDを活かす棚替えのコツについて解説しました。

売場の視認性の向上や新商品の訴求を目的に、棚替えが定期的に行われます。棚替えは、棚割りやフェイス数の基本を抑えた上で、視認性やゴールデンゾーンを意識して決めていきます。事前準備をしっかりと行うことで、新商品や新MDを活かした棚替えができるでしょう。

 

 

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