買い物頻度を減らして外出自粛や節約を!買い物回数を減らすコツ5選

2021.06.19買い物中の事故・災害
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以前は毎日のように買い物をしていたのに、コロナ禍のさまざまな制限や感染リスクの影響で、近所のお店にも気軽に行けなくなってしまったという方も多いのではないでしょうか。今までより少ない頻度の買い物で毎日の食事作りをどうしていけば良いのか、頭を悩ませている方も増えています。
コロナ禍の影響で家庭生活にも変化が求められる今、これまでの買い物スタイルを見直してみることは一般消費者にとって大きな課題です。買い物回数を減らすことのメリットやコツを知り、自粛や我慢というネガティブな気持ちをプラスに変えていきましょう。

コロナ禍による買い物習慣への影響

緊急事態宣言や外出自粛要請などコロナ禍の中で、消費者の買い物回数や所要時間はどのように変化したのでしょうか。
ここでは、電子チラシサービスのユーザーを対象として継続的に実施されている買い物に関する意識調査「凸版印刷・ONE COMPATH 『Shufoo!』 調べ」の結果を元に考察していきます。

上記の意識調査では買い物の頻度を「ほぼ毎日」と答えた人の割合は、コロナ前では21.0%でしたが、2020年6月には11.8%とほぼ半減しています。そしてそのまま横ばいの状態が続き、2021年2月の調査でも12.1%と毎日買い物をする人の数は低い水準を保っています。
また、買い物の所要時間が「20分未満」の人は、コロナ前の33.7%と比べて2021年2月には41.7%と増加。全体的な傾向として、買い物の頻度と所要時間のどちらも減っていることがわかります。

買い物へ行く頻度を減らすメリット

買い物の回数を少なくしてみると、さまざまなメリットがあることに気づかされます。ここでは、3つのメリットについて解説します。

感染症対策になる

新型コロナウイルス感染症などへの感染を予防するためには、人が多く集まるような場所へ行かないことがまず重要とされています。
商店・スーパー・デパート・ホームセンター等の買い物先も、曜日や時間によっては非常に混雑するため、感染リスクが高まります。買い物に行く回数を減らすことで、さまざまな感染症や病気にかかる機会を減らすことができるのは、コロナ渦において何よりのメリットとなるでしょう。

節約につながる

買い物先には魅力的な商品がたくさんあるので、つい手に取ってカゴに入れてしまいます。買う予定がなかったものを「ついで買い」してしまったことがある方も多いのではないでしょうか。
買い物の回数を少なくすると、買わなくてはいけないものをしっかり意識して買い物をするようになるので、無駄遣いがなくなって節約できるのは大きなメリットです。

時間を他のことに使える

買い物にはいつもどれくらいの時間がかかっていますか?たとえばお店まで片道10分の距離だと、買い物そのものを20分で済ませたとしても、トータルで40分はかかります。帰宅してから買ったものを整理していると、出発時から1時間近く経ってしまうこともあります。
買い物の頻度が多いと、それだけ多くの時間がかかっていることになります。回数を減らすことで、買い物に要していた時間を趣味や他の家事・育児などに使うことができます。

買い物へ行く頻度を減らすデメリットと対策

買い物の頻度を減らすことによる影響は、良い影響だけではありません。もちろんあまり良くない影響も発生します。
でも、買い物の回数を減らした時に感じるマイナス点は、考え方を少し変えてみることでプラスに改善します。どんなデメリットがあるのか、対策と共にお伝えしますね。

 

 

大量購入すると帰りの荷物が重たい

買い物に行く回数が少なくなると、必要なものを一度に大量購入することになります。そのために荷物が重くなり、運ぶのに大変な労力がかかるというデメリットがあります。そんな時は次のような対策を試してみましょう。

・自転車や車、バスや電車で買い物へ行く
・キャリーカートを使う
・より軽い商品に切り替える(缶・ガラス容器の商品から紙パック製品、ペットボトルのお茶からティーバッグや粉末茶、など)
・買いたいものをさらに厳選する

運動不足になりがち

徒歩や自転車で買い物に行くことが「いい運動」になっている方にとっては、買い物の頻度が減ることで運動する機会も少なくなるのがデメリットです。
それでも視点を変えてみると、今まで買い物に要していた時間を「エクササイズ・ヨガ・散歩・ジョギング・トレーニング」などに使えるようになります。好きな時間に好きな運動ができるので、楽しいメリットに変わります。

食材の賞味期限切れが起こりやすくなる

買い物回数を減らすと、一回に購入する食材の量が今までよりも多くなります。たくさんの食材があると管理しづらくなり、知らないうちに賞味期限切れになってしまいます。
次章では「食材がダメになりやすいデメリット」を防ぐための対策(コツ)を詳しくご紹介します。

食材管理と選定が肝!買い物回数を上手に減らすコツ

買い物回数をただ減らしただけでは、帰りの荷物がどんどん増えて、食材の管理が行き届かなくなってしまいます。少ない買い物で賢く暮らすための「コツ」を覚えておきましょう。

買い物リストを作る

購入したいものをリストアップせずにお店に行くと、必要なものを買い忘れたり、目についた商品を衝動買いしてしまったりすることがあります。少ない買い物回数で必要なものを確実に購入するには、買い物リストを作って持っていくのがおすすめです。

買いたいものが頭に浮かんだら、その場ですぐにメモしておくと、後になって忘れてしまうことがなくなりますね。買い物リストはメモ用紙・手帳・スマホなど、自分がやりやすい方法で作成すると無理なく習慣化することができます。

長期保存できる食材を活用する

賞味期限までの期間が長い食材は、保存も簡単で便利なものが多く、災害や体調不良時などの緊急事態にも活躍するお役立ち商品です。保存のきく食材を備えておくことで、買い物回数を減らすことの不安が解消しますよ。

【長期保存できる食材】
・缶詰、瓶詰
・レトルト食品(カレー、パスタソース、丼のもと、パックご飯など)
・フリーズドライ食品(みそ汁、スープ、おかゆなど)
・乾物類(しいたけ、わかめ、ひじき、春雨、切り干し大根など)
・乾麺、パスタ
・冷凍食品

食材を冷凍保存する

野菜・肉・魚・ごはん・パンなどの食材は、冷凍保存がおすすめです。まとめ買いをしても食材を無駄にすることなく、いつでも気軽に調理できるのでとても便利です。

冷凍保存の大事なポイントは、食材の水分をしっかり取って、ラップやフリーザーバッグで密閉することです。食べやすい大きさに切って保存すると、解凍や調理の手間が楽になりますね。
肉や魚などは下味をつけたり、ハンバーグや餃子などを後は焼くだけの状態まで調理したりしておくと、よりバリエーションが広がり調理時間も短縮できます。

食材ごとに、適した冷凍方法や解凍方法は異なるため、事前に必ずチェックしましょう。
なお、次に挙げる食材は、冷凍によって味・風味・食感などが損なわれるので冷凍保存には向いていません。

【冷凍保存NGの食材】
・豆腐
・こんにゃく
・きゅうり
・たけのこ
・ふき
・乳製品
・マヨネーズ

保存食を作る

保存食を作ることで、食材の賞味期限を延ばすことができます。次にお伝えする保存食は、長持ちするだけでなく料理にも応用できるので、食材を余すことなく買い物回数を減らすことにも役立ちます。

【挑戦しやすい保存食】
・漬物
・ピクルス
・ジャム
・佃煮
・ふりかけ
・干し野菜、干物

調理方法のバリエーションを広げる

「食べ切れずに残して最後には処分してしまった」という経験は、多くの方に覚えがあるでしょう。買い物の頻度を減らすために心がけたいことは、買った食材は必ず使い切るということです。せっかく買った食材を無駄にしてしまっては、買い物頻度を減らすことは難しいからです。

ですが、同じメニューや似たようなメニューが毎日続くと、やはり飽きてしまいます。料理の食べ残しにもつながるため、よほどの好物でなければ同じ料理を繰り返し作るのはおすすめできません。
たとえば丸ごとキャベツを買った時は、「このキャベツで何品できるか」と考えます。煮たり、炒めたり、サラダにしたり、味噌汁やスープ、漬物など保存食も作れます。メニューのバリエーションを広げ、計画的に献立を考えて数日で食べ切るようにすると、食材や料理を余らせてダメにすることは避けられますよ。

まとめ

今回は、買い物回数を減らすメリットや上手に減らすコツをご紹介しました。
買い物回数を減らすために重要なことは、①事前に買うものを決めておくことと、②調理・保存方法を工夫して食材を大切に使うことです。そのためには冷蔵庫・棚・ストッカーの中を整理して、中にある食材をしっかり把握しておきたいですね。

食材の管理が難しそうと感じたら、一度にやろうとせずに自分ができることから始めてみましょう。ゆっくりと時間をかければ、いつの間にか買い物の頻度や時間が前よりも減っていることに気づくはずです。

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タグ : 買い物 感染症 頻度 自粛
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