近所のスーパーくらいなら、赤ちゃんを家に置いて外出してもいい?

2016.04.01子どもとのお買い物Q&A
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買い物や用事で出かけたくても、「赤ちゃんが寝ついたばかりで、起こすとかわいそうだし……」、「風邪が流行っているから心配……」と連れて行くのをためらってしまう、というお母さんは多いのではないでしょうか。ほんの数分、数十分でササッと済ませられる用事だと余計に、「赤ちゃんを家に置いて外出したい!」ともどかしく思うものです。両親世代の人やママ友などから「昔はよく赤ちゃんを置いて買い物に行ってたよ」といった話を聞いて、「少しくらいなら……」と赤ちゃんを置いて外出してしまうお母さんもいるようです。

赤ちゃんを置いて外出はアリ?ナシ?

赤ちゃんを家に置いて外出するのは、たとえ数分であってもおすすめできません。たとえばトイレや食事の支度など、家の中で数分だけ赤ちゃんから目を離すことはよくあることかもしれません。もっとも、同じ家の中にいて異変があればすぐに気がつくことができる状況で目を離すのと、外出してしまうのとでは状況は大きく異なります。
生後間もない赤ちゃんは、自分で対処することができません。寝返りをうって元に戻ることができなかったり、ミルクを吐いて気管に詰まらせてしまったり、隣の部屋で火災が発生しても、自分ではどうにもできないのです。「1度寝ついたらすぐには起きないから……」と思っていても、そのときに限って出かけた1分後に目が覚めて泣き始める、という可能性があるのが赤ちゃんというもの。まったく予測不可能で、ほんの少し目を離したそのわずかな時間で、容態が急変して取り返しのつかない事態になってしまうこともあるのです。
海外では、ほんの少しの時間であっても赤ちゃんを置き去りにした親は「育児放棄」だとして逮捕されるケースもあります。少しの油断が大きな後悔を生んでしまうのを避けるためにも、赤ちゃんを置いて外出することは避けましょう。

周囲の人が赤ちゃんを預かれる環境を

赤ちゃんとは一緒に外出するようにする、といっても、四六時中赤ちゃんと一緒だと、体力的にも精神的にもお母さんの大きな負担となってしまいます。ほんのわずかな時間であっても、1人で外出してリフレッシュしたい、というお母さんも多いのではないでしょうか。そういった際には、お父さんや両親、近所の人やママ友など、少しの時間だけでも赤ちゃんの面倒をみてもらえるのが理想といえます。赤ちゃんはお母さん1人きりで育てるものではありません。周囲の人の助けを借りながら、赤ちゃんもお母さんも安心して過ごせるようにすることが大切です。

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タグ : 赤ちゃん 子ども 事故対策
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