赤ちゃんの外食デビューはいつから?レストラン選びのポイント

2018.12.25子どもとのお買い物Q&A
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赤ちゃんの外食デビュー
1カ月健診が過ぎたころから、赤ちゃんと一緒に外へ出る機会がだんだんと増えていくかと思います。外気浴やお散歩、スーパーなどへの短時間のお出かけに慣れてきたら、次は「外食デビュー」を考えるご両親も多いことでしょう。
しかし、「店内でぐずってしまって、他のお客様に迷惑をかけてしまったらどうしよう」「授乳するときはどうしたらいいの?」などの不安や、安全面への心配もあるかと思います。
そこで今回は、1歳未満の赤ちゃんを連れて行けるレストラン選びのポイントや安全対策をご紹介します。

赤ちゃんの外食デビューはいつから?

赤ちゃんの外食デビューはいつから?
赤ちゃんと一緒に外食へ出かけるのは、生後何カ月頃からOKなのでしょうか?
生後1カ月を過ぎて新生児を卒業すれば外出はしても良いとはされていますが、生まれたばかりの赤ちゃんにとって人が多く集まるレストランなどは刺激が強く、感染症の心配なども多いもの。首がすわり始める生後3カ月を過ぎたあたりから、外食デビューを考えてみましょう。

レストラン選びのポイント

レストラン選びのポイント
赤ちゃんと一緒に外食する際は、どんなポイントに気をつけてレストラン選びをすれば良いのでしょうか。

赤ちゃんを連れて入店可能かどうか

高級なレストランや料亭、格式高い雰囲気の喫茶店などでは、そもそも赤ちゃんの入店がお断りされてしまう場合もあります。お宮参り後の会食やお正月の親戚の集まりなどで「ちょっといいお店」で外食をする際は、赤ちゃん連れでの入店が可能かどうか確認をしたほうが良いかもしれません。また、ベビーカーのままで入店ができるかどうかも重要なチェックポイントです。お店に着くまでの間に赤ちゃんがベビーカーで寝てしまった場合でも、ベビーカー入店ができれば赤ちゃんを起こさずにお店に入ることができます。ベビーチェア代わりにも使えるので、食事をするときにも助かります。

おむつ交換台や授乳室があるかどうか

おむつ交換台や授乳室があるかどうか
頻繁なおむつ替えと授乳を必要とする低月齢の赤ちゃんの場合、おむつ交換台や、授乳室の有無もレストラン選びの重要なポイントです。万が一、それらがなくても、個室があるお店なら安心だといえるでしょう。個室であれば、赤ちゃんが多少ぐずっても、周りに気を使わなくて済みます。母乳育児をしている場合も、個室の中で授乳ケープなどを利用すれば安心して授乳ができますね。

離乳食の持ち込みができるかどうか

生後5カ月~6カ月頃になると、離乳食を食べさせ始めます。キッズメニューを揃えているお店は数多くありますが、離乳食を提供しているお店はそう多くありません。そのため、離乳食を開始している赤ちゃんと一緒に外食へ行くなら、レトルトなどの離乳食の持ち込みが可能なお店を選んだほうが良いでしょう。

お座敷のあるお店はおすすめ

お座敷や小上がりがあるお店は赤ちゃん連れの食事におすすめです。ねんね期の赤ちゃんなら、食事中に赤ちゃんを寝かせておけます。赤ちゃんも快適ですし、お母さんはゆっくりご飯を食べることができます。
ハイハイ期の赤ちゃんもお座敷では動き回れるので、ストレスを溜める心配がありません。ただし、掘りごたつのあるお座敷は下へ転落してしまう恐れがあるので注意が必要です。人が座っていないところには座椅子を置くなど、赤ちゃんが掘りごたつの下へ落ちないようにしてあげましょう。

赤ちゃん連れにうれしいお店とは

赤ちゃん連れにうれしいお店とは
授乳室などのベビールームを設けているお店は、赤ちゃん用の食器の貸し出しがあったり、ミルクを作るためのお湯を提供したりしてくれることもあります。ミルク用のお湯をもらえるかどうか事前に確認しておけば、ご家族の荷物も少なくて済んでうれしいですよね。ベビールームはおむつ交換や授乳以外にも、万が一赤ちゃんがぐずってしまったときの逃げ場としても活用できます。
他にも、ベビーチェアがあるお店もうれしいですね。赤ちゃんの安全面も安心です。ソファー席やお座敷に設置できるタイプのベビーチェアもあります。

赤ちゃんとの外食を楽しむために!

赤ちゃんとの外食を楽しむために!
では、赤ちゃんとの外食を楽しむためにはどんなことに気をつけたら良いでしょうか。

食事前に授乳を済ませる

赤ちゃんはおなかがすくと泣き出してしまいます。食事中に泣いてしまわないように、授乳は食事前のタイミングで済ませておきましょう。おなかがいっぱいになれば赤ちゃんもご機嫌が良くなるので、お母さんもお父さんも食事を楽しむことができます。

赤ちゃんがお気に入りのおもちゃや絵本を持っていく

赤ちゃん連れの外食では、赤ちゃんが泣き出してしまうと周りの目が気になってしまうことも多いことでしょう。あやしたり抱っこしたりしていると、親はゆっくりご飯を食べることができません。
外食へ出かける際には、お店で赤ちゃんがぐずりださないように、赤ちゃんお気に入りのおもちゃをいくつか準備しておくと良いでしょう。ラッパなどの大きな音の出るおもちゃや、ボタンを押すと音楽が流れるようなおもちゃは避けたほうが無難です。
絵本が好きな赤ちゃんなら、絵本を持っていくのもおすすめ。厚紙でできたボードブックタイプの絵本なら、赤ちゃんに持たせても指を切る心配が少なくて良いですね。

赤ちゃんのエプロンや着替えを持っていく

食事中に赤ちゃんの洋服が汚れてしまわない対策としては、食事用のエプロンを準備しておくのが良いでしょう。使い捨ての紙エプロンもあるので、お出かけ用のバッグに常に入れておくのも良いかもしれません。
ただし、エプロンをつけたり気をつけて見たりしていても、食べ物をひっくり返したり吐き戻しをしたりして、赤ちゃんの洋服が汚れてしまうことは多々あります。「服が汚れたからもう帰らなきゃ…」なんてことにならないよう、肌着を含めた着替え一式を持っていきましょう。

冷めても美味しい料理を選ぶ

いろいろと手を打っても、やはり赤ちゃんのお世話で忙しくなってしまい、自分の料理が運ばれてきても手をつけられないこともあるでしょう。仕方のないことですが、のびきったラーメンや冷えてチーズの固まったピザを食べるのはちょっと悲しい気持ちになってしまいますよね。赤ちゃんとの外食に慣れていない間は、お世話が終わった後でも美味しく食べられる料理を選んでおくことをおすすめします。

まとめ

今回は、赤ちゃんとの外食について、外食デビューのタイミングやレストラン選びのポイントをご紹介しました。
外食デビューはちょっと緊張してしまうかもしれませんが、お店で食事をするのは赤ちゃんにとって良い刺激になり、お母さんはリフレッシュできる良い機会です。赤ちゃん連れでの入店が可能か、授乳室があるかどうかなどを事前にチェックし、おもちゃや着替えなどをかばんに入れて、ぜひ赤ちゃんとの外食に出かけてみてくださいね!

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タグ : 飲食店 赤ちゃん 子ども 安全 対策 確認事項 レストランの選び方
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