ベビーカーでの外出。注意すべきことは?

2017.07.28買い物中の事故・災害
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赤ちゃんと一緒に出かける場合、どのようにして連れていくかは人によって異なります。いくつか方法があるなかで、ベビーカーを利用するケースは少なくありません。ベビーカーは抱っこなどに比べて負担が少ないため、長距離の移動でも安心です。

そんなベビーカーでの外出時には、いくつか注意すべきことがあります。ベビーカーの事故はたびたび話題になっているため、そうした事故を防止するよう気をつけなければいけません。以下では、ベビーカーで外出する際の事故防止の注意点についてご紹介します。

事故の防止は出発前から!

ベビーカーでの事故を防止するためには、まずは出発前にいくつか気をつけるべきことがあります。

ひとつは、ベビーカーの安全確認をするということ。ベビーカーはある程度頑丈には作られていますが、毎日使っていれば疲労や傷などによって調子が悪くなっていたり、部品が破損していたりといったことも考えられます。そのため、ベビーカーで外出をする前には「各部品がしっかり動作するか」「動かしてみておかしなところがないか」など、安全確認をすることが大切です。特に車輪は負担がかかりやすい場所であるため要注意です。

もうひとつは、時間に余裕のある計画を立てることが大切です。時間がないからとベビーカーを押したまま走るのは非常に危険であり、また焦って注意力が散漫になることも考えられます。こうしたことから、ベビーカーでの事故を防止するためには余裕を持って家を出るようにすべきです。

ベビーカーで移動中の注意点

ベビーカーで移動中にまず注意すべきは、シートベルトをしっかり着用するということです。消費者庁の発表によれば、平成22年から平成25年の間でシートベルト未着用による赤ちゃんの転落事故は61件発生しています。たとえば段差を通るときに、衝撃で赤ちゃんの身体が跳ねることがあります。シートベルトを着用していれば押さえられますが、シートベルト未着用の場合は赤ちゃんがベビーカーから投げ出される可能性があるのです。また、目を離した隙にベビーカーをよじ登って落ちる可能性もあるため、シートベルトは必須だといえます。

信号待ちなど道路の近くで立ち止まるときは、ベビーカーを道路側に出しすぎないように注意が必要です。立ち止まるときにベビーカーを自分の前に置く人を街中で多く見かけますが、ベビーカーが道路側に出ていることがあります。車やバイクが歩道寄りを走っているとぶつかる危険性があるため、道路との距離には十分に注意すべきです。

ベビーカーは便利なものですが、思わぬ事故を引き起こす可能性があるため、出発前も移動中も十分に注意するべきだといえます。

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タグ : 子ども 事故 防止 ベビーカー 注意点
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